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萩原顕彰先生 管分奏〜チャイ4爆笑レッスンの巻〜


練習風景

約3時間のレッスン記録です・・・顕彰先生、本当にお話がお上手です。

注意されたポイントは・・・

  1. 上島竜平禁止
  2. ラテン音楽禁止
  3. ドンカマで練習してね

なんのこっちゃっ・・・

1、竜ちゃんになっちゃいけない、っていうのは
「いっぱいいっぱいになるな」ってことですw

今の私たちは
口に引っ張られたゴムをくわえて、
もう顔にゴムがぶつかるのを目をつぶって待つだけーっていう状態。

もしくは、後ろに壁があって、もうこれ以上逃げられなーいっていう状態。

ダメダメ。
もっとネタを引っ張って、お客さんに笑ってもらわないと!!
そのためには、どこかで冷静な部分が必要。

冒頭のファンファーレなど、ffって見ただけでガーッと吹きたくなりますが
チャイコフスキーさんはfffffぐらいまであるわけなので
そんなにでかくないぞ、と冷静になりましょうってことです。

 

2、ラテン音楽にならないように
チャイコフスキーさんは寒い国の人です。
ヨーロッパの地図を想像してください。

上のほうの国の作曲家さんは、小節の後ろのほうに重みをおいて
逆に下のほうの国の作曲家さんは、小節の前のほうに重みをおくと・・・
「それっぽく」なります。

※あくまで顕彰先生の自論です・・・音楽的信憑性は・・・ん?
小節の頭に重みがある例は「カルメン」でしたね。

 

3、ドンカマって何だ??

フジテレビでやってた、「鹿男あをによし」ってドラマ知ってます?
CMとかで流れるホルン・・・顕彰先生です。
(自分の音程が悪いって嘆いていらっしゃいました・・・)
有名人のツアーとかにも参加している先生、あんなに気さくなのに、実はすごい人!!

話がそれた??いいえ、それていません。
ドラマの音などスタジオ録音ではドンカマに合わせて演奏するんだそうです。
ドンカマ:いわゆる、メトロノーム。

語源は諸説あって、その1つが
「どんどん構わず行こうぜ」ってことらしい・・・本当?

我らが管楽器隊の中では、頼れるファゴットチームが「どんどん構わず」
テンポを正確に刻んでくれているので、彼らをドンカマ代わりにしていきましょう。

音程もそうだけど、誰かに合わせるっていうのはすごく難しい事。
だから、普段から、理想のテンポ、音程でしっかり吹けるように
1人ひとりが練習しておけば、大人数になっても合いやすくなるはず。
どんどん構わず、日々ピコピコちゃんを使って練習してくださいね。

 

あともう1つ。
しっかり 「しゃべる」 これもキーワードでした。
特に、木管の細かい音符をしっかりしゃべりましょう。

 

と、こんな感じで、
顕彰先生のペースにすっかり飲まれた管分奏でした。
ドヴォルザークではどんな小ネタ、いやいや素晴らしいお話が飛び出すか、乞うご期待!!

 

※見学ご希望の方はお気軽に下記までご連絡下さい。
ドライオーフィルハーモニカ dreio_mail@yahoo.co.jp